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上の句:
下の句: |
人も惜し 人も恨めし あぢきなく
世を思ふゆえに もの思ふ身は |
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上の句読み:
下の句読み: |
ひともおし ひともうらめし あじきなく
よをおもうゆえに ものおもうみは |
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作者/歌人名: |
後鳥羽院(ごとばいん) |
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別名: |
() |
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決まり字: |
上の句: ひとも
下の句: よをお |
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■ 和歌の意味 |
世の中をつまらなく思うゆえに、あれこれ思いなやむわたしは、人をいとおしくも思い、またうらめしくも思うのである。 |
■ 出展・時代背景・文法事項など |
出展は『続後撰集』雑中・1202。二つの「人」は、広く人間一般と解し、「人がある時には愛しく、またある時には恨めしい」の意で解する。(ほかにも諸説あり)
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