小倉百人一首(かるた)の文法、歌人、解説、歴史
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和歌No. 99 小倉百人一首

上の句:
 下の句:
人も惜し 人も恨めし あぢきなく
 世を思ふゆえに もの思ふ身は
上の句読み:
 下の句読み:
ひともおし ひともうらめし あじきなく
 よをおもうゆえに ものおもうみは
作者/歌人名: 後鳥羽院(ごとばいん)
別名: ()
決まり字: 上の句: ひとも
下の句: よをお

和歌の意味
世の中をつまらなく思うゆえに、あれこれ思いなやむわたしは、人をいとおしくも思い、またうらめしくも思うのである。

出展・時代背景・文法事項など
出展は『続後撰集』雑中・1202。二つの「人」は、広く人間一般と解し、「人がある時には愛しく、またある時には恨めしい」の意で解する。(ほかにも諸説あり)


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