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上の句:
下の句: |
奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の
声きく時ぞ 秋はかなしき |
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上の句読み:
下の句読み: |
おくやまに もみじふみわけ なくしかの
こえきくときぞ あきはかなしき |
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作者/歌人名: |
猿丸大夫(さるまるだゆう) |
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別名: |
() |
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決まり字: |
上の句: おく
下の句: こゑ |
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■ 和歌の意味 |
奥深い山で、ちりしいたもみじをふみわけて鳴いているしかの、その声を聞くと、秋はしみじみとわびしく感じられるなあ。 |
■ 出展・時代背景・文法事項など |
出展は『古今集』秋上・215。『古今集』の中では、本作は『よみ人しらず』となっている。
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