小倉百人一首(かるた)の文法、歌人、解説、歴史
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和歌No. 100 小倉百人一首

上の句:
 下の句:
ももしきや 古き軒場の しのぶにも
 なほあまりある 昔なりけり
上の句読み:
 下の句読み:
ももしきや ふるきのきばの しのぶにも
 なおあまりある むかしなりけり
作者/歌人名: 順徳院(じゅんとくいん)
別名: ()
決まり字: 上の句: もも
下の句: なほあ

和歌の意味
宮中のあれた古い軒ばに生えているしのぶぐさを見るにつけても、いくらしのんでもしのびきれないほどなつかしいのは、むかしのよい時代だなあ。

出展・時代背景・文法事項など
出展は『続後撰集』雑下・1205。「桃敷」は宮中。「や」は詠嘆の間投助詞。二句までが「しのぶ」の序詞。


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