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上の句:
下の句: |
ももしきや 古き軒場の しのぶにも
なほあまりある 昔なりけり |
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上の句読み:
下の句読み: |
ももしきや ふるきのきばの しのぶにも
なおあまりある むかしなりけり |
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作者/歌人名: |
順徳院(じゅんとくいん) |
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別名: |
() |
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決まり字: |
上の句: もも
下の句: なほあ |
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■ 和歌の意味 |
宮中のあれた古い軒ばに生えているしのぶぐさを見るにつけても、いくらしのんでもしのびきれないほどなつかしいのは、むかしのよい時代だなあ。 |
■ 出展・時代背景・文法事項など |
出展は『続後撰集』雑下・1205。「桃敷」は宮中。「や」は詠嘆の間投助詞。二句までが「しのぶ」の序詞。
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