|
|
|
|
上の句:
下の句: |
朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに
あらはれわたる 瀬々の網代木 |
|
上の句読み:
下の句読み: |
あさぼらけ うじのかわぎり たえだえに
あらわれわたる せぜのあじろぎ |
|
作者/歌人名: |
権中納言定頼(ごんちゅうなごんさだより) |
|
別名: |
藤原定頼(ふじわらのさだより) |
|
決まり字: |
上の句: あさぼらけ う
下の句: あら |
|
■ 和歌の意味 |
夜がほのぼのと明けるころ、宇治川の川霧がとぎれとぎれに晴れていく、それにつれて見えてくる、あの瀬この瀬の魚とり用のくいのおもしろさよ。 |
■ 出展・時代背景・文法事項など |
出展は『千載週』冬・420。定頼が宇治に滞在した冬の朝、宇治川のほとりで実際に見た光景を詠んだ歌。
|
|
|