小倉百人一首(かるた)の文法、歌人、解説、歴史
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和歌No. 63 小倉百人一首

上の句:
 下の句:
今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを
 人づてならで いふよしもがな
上の句読み:
 下の句読み:
いまはただ おもいたえなん とばかりを
 ひとづてならで いうよしもがな
作者/歌人名: 左京大夫道雅(さきょうのだいぶみちまさ)
別名: 藤原道雅(ふじわらのみちまさ)
決まり字: 上の句: いまは
下の句: ひとづ

和歌の意味
いまはただ、あなたへの思いをたってしまおうと、それだけを人づてでなく、じかにあなたにお話する方法があったらいいのだがなあ。

出展・時代背景・文法事項など
出展は『後拾遺集』恋3・750。伊勢神宮に仕えていた三条院の皇女当子内親王との間の恋を三条院に厳禁され、監視をつけて警戒されたので、密かに逢うこともできない時に詠んだ歌とされる。


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