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上の句:
下の句: |
なげきつつ ひとりぬる夜の 明くる間は
いかに久しき ものとかは知る |
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上の句読み:
下の句読み: |
なげきつつ ひとりぬるよの あくるまは
いかにひさしき ものとかはしる |
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作者/歌人名: |
右大将道綱母(うだいしょうみちつなのはは) |
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別名: |
() |
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決まり字: |
上の句: なげき
下の句: いか |
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■ 和歌の意味 |
あなたのおいでがなく、悲しんでため息をつきながら、独りで寝る夜の明けるまでの間は、どんなに長いものか、あなたはご存じないであろう。 |
■ 出展・時代背景・文法事項など |
出展は『後拾遺集』恋4・912。夫が訪れた折に、しばらく待たせた後で門を開けさせたところ、「立ちくたびれた」と言われたので詠んだ歌とされる。
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