小倉百人一首(かるた)の文法、歌人、解説、歴史
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和歌No. 50 小倉百人一首

上の句:
 下の句:
君がため 惜しからざりし 命さへ
 長くもがなと 思ひけるかな
上の句読み:
 下の句読み:
きみがため おしからざりし いのちさえ
 ながくもがなと おもいけるかな
作者/歌人名: 藤原義孝(ふじわらのよしたか)
別名: ()
決まり字: 上の句: きみがため を
下の句: ながく

和歌の意味
あなたに会うためにはおしくなかった命でさえも、あなたに会うことができたいまは、長くあってほしいと思うようになったよ。

出展・時代背景・文法事項など
出展は『後拾遺集』恋2・669。若い貴公子が、恋の成就によって起こった心境の変化を相手に対し素直な思いで詠んだ一首。


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