小倉百人一首(かるた)の文法、歌人、解説、歴史
小倉百人一首 歌順1-100 決まり字 相互リンク メール

 

和歌No. 43 小倉百人一首

上の句:
 下の句:
逢ひみての 後の心に くらぶれば
 昔はものを 思はざりけり
上の句読み:
 下の句読み:
あいみての のちのこころに くらぶれば
 むかしはものを おもわざりけり
作者/歌人名: 権中納言敦忠(ごんちゅうなごんあつただ)
別名: 藤原敦忠(ふじわらのあつただ)
決まり字: 上の句: あひ
下の句: むか

和歌の意味
会ってちぎりを結んだのちの、はげしく苦しい恋心にくらべれば、その前は、もの思いをしなかったも同然だなあ。

出展・時代背景・文法事項など
出展は『拾遺集』恋2・710。逢う以前と対比して成就したのちの気持ちを区切れなく詠み下している。


Copyright(c) アイ・コンピュータサービス

inserted by FC2 system