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上の句:
下の句: |
恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり
人知れずこそ 思ひそめしか |
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上の句読み:
下の句読み: |
こいすちょう わがなはまだき たちにけり
ひとしれずこそ おもいそめしか |
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作者/歌人名: |
壬生忠見(みぶのただみ) |
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別名: |
() |
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決まり字: |
上の句: こひ
下の句: ひとし |
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■ 和歌の意味 |
恋をしているというわたしのうわさは、早くもたってしまったなあ。人に知れぬようにと、ひそかに思いをよせたのに。 |
■ 出展・時代背景・文法事項など |
出展は『拾遺集』恋1・621。三句切れ、倒置法を用いる、恋の始めの歌。
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