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上の句:
下の句: |
しのぶれど 色に出でにけり わが恋は
ものや思ふと 人の問ふまで |
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上の句読み:
下の句読み: |
しのぶれど いろにいでにけり わがこいは
ものやおもうと ひとのとうまで |
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作者/歌人名: |
平兼盛(たいらのかねもり) |
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別名: |
() |
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決まり字: |
上の句: しの
下の句: もの |
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■ 和歌の意味 |
じっとこらえていたけれど、とうとう顔色にあらわれてしまったなあ、わたしの恋は。何をもの思いしているのかと人がたずねるほどに。 |
■ 出展・時代背景・文法事項など |
出展は『拾遺集』恋1・622。この歌は村上天皇が主催した天徳四年三月三十日に行われた内裏歌合での作である。
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