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上の句:
下の句: |
田子の浦に うち出でて見れば 白妙の
富士の高嶺に 雪は降りつつ |
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上の句読み:
下の句読み: |
たごのうらに うちいでてみれば しろたえの
ふじのたかねに ゆきはふりつつ |
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作者/歌人名: |
山部赤人(やまべのあかひと) |
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別名: |
() |
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決まり字: |
上の句: たご
下の句: ふじ |
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■ 和歌の意味 |
田子の浦に出てながめてみると、富士山の高い峰に白い雪がしきりにふっているよ。 |
■ 出展・時代背景・文法事項など |
出展は『新古今集』冬・675。接続助詞『つつ』で歌いおさめ余韻を残す技法を『つつ止め』といい、百人一首では他に、三首(1・15・97)がある。
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