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上の句:
下の句: |
夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを
雲のいづこに 月宿るらむ |
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上の句読み:
下の句読み: |
なつのよは まだよいながら あけぬるを
くものいずこに つきやどるらん |
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作者/歌人名: |
清原深養父(きよはらのふかやぶ) |
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別名: |
() |
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決まり字: |
上の句: なつ
下の句: くもの |
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■ 和歌の意味 |
夏の夜は短く、まだ宵のうちと思っているうちに明けてしまったが、西の山にかくれるひまもない月は、いったい雲のどの辺に宿っているのかなあ。 |
■ 出展・時代背景・文法事項など |
出展は『古今集』夏・166。月を擬人的に詠んでいる。機知と誇張に満ちた古今調を代表する歌といえる。
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