|
|
|
|
上の句:
下の句: |
朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに
吉野の里に ふれる白雪 |
|
上の句読み:
下の句読み: |
あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに
よしののさとに ふれるしらゆき |
|
作者/歌人名: |
坂上是則(さかのうえのこれのり) |
|
別名: |
() |
|
決まり字: |
上の句: あさぼらけ あ
下の句: よし |
|
■ 和歌の意味 |
夜がほのぼのと明けるころ、有り明けの月の光かなと思うほど明るく、吉野の里一面にふっている白雪だなあ。 |
■ 出展・時代背景・文法事項など |
出展は『古今集』冬・332。区切れなしとするのが一般的だが、初句切れとする説もある。結句を体言止めにし、朝の清浄な光を受ける一面の雪景色を余情豊かに詠み込んでいる。
|
|
|