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上の句:
下の句: |
有明の つれなく見えし 別れより
暁ばかり 憂きものはなし |
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上の句読み:
下の句読み: |
ありあけの つれなくみえし わかれより
あかつきばかり うきものはなし |
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作者/歌人名: |
壬生忠岑(みぶのただみね) |
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別名: |
() |
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決まり字: |
上の句: ありあ
下の句: あか |
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■ 和歌の意味 |
夜明けの月がそっけなく見えるように、あなたとの冷たく思えた別れのとき以来、夜明けほどつらくいやなものはない。 |
■ 出展・時代背景・文法事項など |
出展は『古今集』恋3・625。つれなくは冷淡な様子。それを有明の月なのか、女の態度なのか、またはその双方か、三様に解釈ができる歌。
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