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上の句:
下の句: |
小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば
今ひとたびの みゆき待たなむ |
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上の句読み:
下の句読み: |
おぐらやま みねのもみじば こころあらば
いまひとたびの みゆきまたなん |
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作者/歌人名: |
貞信公(ていしんこう) |
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別名: |
藤原忠平(ふじわらのただひら) |
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決まり字: |
上の句: をぐ
下の句: いまひとたびの み |
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■ 和歌の意味 |
小倉山の峰の美しいもみじ葉よ、おまえにもし心があるなら、もういちどここに天皇がいらっしゃるまで、散らないで待っていてほしい。 |
■ 出展・時代背景・文法事項など |
出展は『拾遺集』雑秋・1128。「みゆき」とは、天皇には行幸、上皇・法皇には御幸の字を当てるが、訓読みではいずれも「みゆき」である。
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