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上の句:
下の句: |
君がため 春の野に出でて 若菜つむ
わが衣手に 雪は降りつつ |
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上の句読み:
下の句読み: |
きみがため はるののにいでて わかなつむ
わがころもでに ゆきはふりつつ |
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作者/歌人名: |
光孝天皇(こうこうてんのう) |
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別名: |
() |
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決まり字: |
上の句: きみがため は
下の句: わがころもでに |
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■ 和歌の意味 |
あなたにあげるために、春の野に出て若葉をつむわたしのそでに、しきりに雪がふりかかってくる。 |
■ 出展・時代背景・文法事項など |
出展は『古今集』春上・21。末尾は「つつ止め」で「つつ」は、何度も降りかかる雪の様子を示す。「若菜摘み」の用例の多くが女性であることから、女性の立場で詠んだ歌と解釈される。
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