小倉百人一首(かるた)の文法、歌人、解説、歴史
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和歌No. 1 小倉百人一首

上の句:
 下の句:
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ
 わが衣手は 露にぬれつつ
上の句読み:
 下の句読み:
あきのたの かりほのいおの とまをあらみ
 わがころもでは つゆにぬれつつ
作者/歌人名: 天智天皇(てんちてんのう)
別名: ()
決まり字: 上の句: あきの
下の句: わがころもでは

和歌の意味
秋の田の、かった稲穂の番をする仮小屋の、屋根をふいてある苫の目があらいので、わたしのそでは夜露にぬれてかわくひまもないことである。

出展・時代背景・文法事項など
出展は『後撰集』秋中・302。農民の立場でその苦労を思いやった歌。『かりほ』は『刈穂』ではなく、『仮庵(かりいほ)』の約言とみる説が主流。


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